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就農希望者を手厚くサポート!農業を基本から学べる「あったかファーム」【北海道上川郡鷹栖町役場】

更新日:2021年02月04日

近年、日本の農業は高齢化、後継者不足などの問題により就農人口は減少傾向にあります。減少の背景としては、「農業の仕事は大変、まともな休みもない」というイメージが根強く残っているからだと考えられています。

したがって、次世代の日本の農業のためにも新規就農を促す支援や農業人材の育成・確保に向けた取り組みが急務となるでしょう。

「あったかファーム」は、平成30年に北海道上川郡鷹栖町で開設された新規就農者・町内の農業者向けの施設です。

同施設では、就農希望者・農業者が専門家による研修を通して農業技術や経営を学ぶことができます。加えて、町主導のもと新規就農への補助事業も豊富であり、地域農業の担い手育成に向けた取り組みが数多くなされています。

あったかファームは、農業を始めたいという方、農業の担い手が欲しい地域、両者のニーズを満たす事業であると言えるでしょう。この記事では、あったかファームについて鷹栖町役場の方からインタビューした内容を詳しくお伝えしていきます。

農業を1から学べる「あったかファーム」とは?

あったかファームでは、新しく農業を始めたい方に向けた支援や取り組みが行われています。では、あったかファームには、実際にどのような方々が研修を受けに来るのでしょうか。

年に農業を始めたい、興味があるという方はどれくらいいらっしゃるのですか?

平均的な人数でいくと、年間2、3人の方がいらっしゃいます。年代は20~40代の方が一番多いです。

志望者の中には、小さい頃から農業をやりたいという方もいらっしゃいました。一度、民間の会社に勤めてから入られる方もいます。

それ以外にも、それまでにいた会社が「一生続けていくものではないな」という考えをもっている方もいました。また、コロナウイルスの影響もあるのか、問合せの数も増えてきています。このように俯瞰してみると、全国的に農業への関心が高まっているのではないかと思います。

あったかファームに入ってくる方は町内出身、町外出身どちらが多いですか?

鷹栖町はそんなに大きな町ではなく、小さな町です。

そのため、町外に住んでいた方があったかファームに入るために鷹栖に来るという場合がほとんどです。ちなみに今のところ、いらっしゃった方は全員町外出身ですね。また、隣町の旭川市から来る方もいらっしゃいます。

農業をやるとき、田舎は生活が不便だと思うかもしれませんが、旭川市という大きな町が近くにあるため、そこまで不便さはないのかと思います。

農業の新技術の研究などはされていますか?

あったかファームでも取り組んでおります。農業をやっているところは、どこでも取り組んでいると思いますね。農業の世界では、現状をより良くしていくために、新しい技術や機械がどんどん誕生しています。あったかファームではそれらを試す役割を兼ねていますね。

就農希望者に対する取り組み

あったかファームでは、新規就農者向けのカリキュラムや就業体験のプログラムが実践されています。そこで、実際に行われている内容を詳しくお伝えします。

実際に農業をされている方とどのように研修を受けていくのか?

農業の学校みたいなものを想像していただけると分かりやすいかと思います。教える先生がいて、学ぶ生徒がいて、という感じですね。ちなみに研修はほぼ毎日行われています。

あったかファームで教えられている方は大きく2種類いらっしゃいます。
1人は元農業改良普及員。技術指導などのお仕事をされていた方が、専任で指導役になってもらっています。

もう1人は元々鷹栖町内で農業やっていて、自分の経営自体を第三者に継承した方。元農家に教えてもらうようなイメージですね。

農業人口が減少していく中、他の地域と差別化されているところはありますか?

あったかファームは完全に自治体運営になっています。北海道では本州とは違い勉強段階から街の施設に入って農業を学んでいくことが多いです。鷹栖だけというわけではありませんが、特徴の1つですね。

あとは小さい町だからこそ深いところまで足を突っ込んでサポートをしています。プライベートにまで話に入ることも多いです。

町外の方々から見れば、「役場職員がそこまでするのか」と感じられるかもしれません。人によってはそこまでやらなくてもいいという方もいますが、農村は大体そんな感じですね。
結果的に農村ならではの強いつながりを形成することができるのかと思います。

「あったかファーム」のこれから

あったかファームの今後の展望をお聞かせ願えませんか?

毎年、「農業をやりたい」「本気でやりたい」という志を持った方が一定数来てほしいです。そして、10年後、20年後ぐらいに鷹栖に来て農業をやってよかったなと笑っていられるといいなと思います。「来てよかった」「ここで農業をやってよかった」と思える場所を作っていきたいですね。

年間2、3人とおっしゃられていましたが将来的に人数は増やしていきたいですか?

もちろん来てほしいですが、しっかり就農できるようにサポートするには今くらいの人数が妥当だと思います。もし仮に、5人も10人も来てしまったら、密に話ができなくなってしまいます。

そういう意味では、今ぐらいの人数が毎年コンスタントに入ってきていただけると、こちらとしてもやりやすいですね。

稼げる、稼げない農業というイメージを払拭したいとおっしゃられていましたが実際にどのような取り組みをされていますか?

新規就農者の方々が稼げるように知識、技術を教えて密にサポートしています。

以前、就農希望者の方が農業は誰にでもできる職業ではあるけど、誰よりも頑張らなければいけない職業であると語っていました。
農業は資格は特別必要ではなく誰にでもできるけど、頑張らなければお金はもらえません。農家さんはみんな社長みたいな感覚である必要があります。

自分の会社の経営を良くしていくためには、社長がしっかり考えて経営の方針を決めていかなければならない。具体的に稼ぐには何をやるべきか、と言われたら難しいですが。
そのため、まずは農家としての形を作ってあげることが大切ですね。

まとめ

あったかファームの注目ポイントは以下の4点です。

・新規就農者に向けた豊富な支援、補助。
・就農希望者は20~40代。ほとんどが町外出身者であり、志望理由は様々。
・完全に自治体運営であり、公私を超えた強い繋がりを持つことができる。
・農業をやってよかった、そう思える場所を作っていく。

日本の就農人口が減少しつつあるのは事実ですが、一方で、セカンドキャリアとして農業を希望する人々は増えつつあります。希望者の中には、気持ちよく、リラックスして農業を始めたいという方は多いのではないでしょうか。

あったかファームの取り組みは、就農希望者が働きたいと思える場所を目指していると言えます。支援や補助はもちろんですが、働く側の気持ちを第一に考えている取り組みであると感じられました。

著者

この記事を書いた人

クチコミ.com編集部

ステマややらせを一切排除した口コミを用いながら人気のおすすめ商品やサービス、店舗などを幅広くご紹介します。また、「クチコミ.comでしか見ることができない」記事コンテンツも多くご提供していますのでぜひご覧ください!

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