StockSun株式会社の株本祐己を徹底解説!オンラインサロンの口コミも紹介【年収チャンネル】
更新日: 2020年09月26日
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更新日:2020年12月09日
北海道石狩市は、総務省「令和2年度関係人口創出・拡大事業」のモデル事業の一環として、出張高校生レストランを企画・開催しました。イベントでは石狩産の農産物を使ったオリジナル料理が三笠高校調理部の生徒によって提供され、2日間で300食が完売しました。
河田様:今回の高校生レストランは、総務省が推進する「令和2年度関係人口創出・拡大事業」のモデル事業の一環として採択されたものです。
三笠高校生や大学生の若い力をお借りしながら、石狩の農産物を都心部の方々に広くお伝えできればということで、企画を発案した経緯があります。
去年の秋あたりから、三笠高校や近隣大学、地元のJA・農家の方とすり合わせて、構想を練っていました。今年の5月に採択を受けて本格的に始動し、10月の3・4日で実施したという流れです。
今回の高校生レストランをきっかけに、石狩の農業に興味を持ってくれそうな人との関係性を深くしたいという意図もあります。
例えば、以下のようなものです。
石狩が、新規就農をしたいと思った時に選ばれる自治体の、まずは5本の指に入っているような関係性をめざしていきたいと考えています。
参考URL:https://www.soumu.go.jp/main_content/000688603.pdf
河田様:三笠高校は、高校生レストランとしてドラマ化もされた三重県の相可高校をモデルにしています。調理に特化した学校としてリニューアルオープンしたのです。道内で唯一、高校生レストランを運営しており、非常に多くの実績を上げられています。
イベント当日、取材に来ていただいたマスコミも多く、そういった意味でも大きな反響があったと思いますね。
三笠高校が運営する「まごごろきっちん」は週末しかやらないのですが、いつも満席で、隙間がなくずっと埋まっているという感じで。一ヶ月先まで予約が取れないくらい人気です。お客さんの多くが札幌市民だと聞いています。
都市部の方に石狩の食材に触れてもらうことで接点が生まれ、石狩を訪ねる動線ができていくことも期待していますね。
また、三笠高校調理部は各種コンクールでも常に上位に入賞しています。今回の企画でも好評だった望来豚(モウライトン)のローストを、10月の一ヶ月間限定で東京・銀座の「お取り寄せダイニング十勝屋」でも横展開しました。石狩食材を使ったコース料理やアラカルト料理を提供する「石狩フェア」という催しで、東京でも好評を博した料理の一品です。
河田様:三笠高校の生徒たちは、7月に石狩の生産者のもとをフィールドワークで回り、実際に生産者の方が作ったものを間近で見たり、農産物を作る際のこだわりを聞いたりしました。
フィールドワークで得た知識や農家の方との関わりをもとに、オリジナルのレシピを考案しました。イベント当日は、石狩産農産物を活用したコース料理を提供したのですが、8人で300食もの料理を作っています。
河田様:今回の出張高校生レストランでは、事前準備と当日運営で、石狩市内の藤女子大学・市外の札幌国際大学短期大学部に協力をいただいています。
藤女子大学の学生にチラシを作ってもらいました。札幌国際大学短期大学部の学生には、来場者アンケートの集計もお願いしていますね。
そのほかにも、9月にはイベント当日のオペレーションの全体打ち合わせや、当日提供するメニューの試食も全員で行っています。実際に料理を食べることで、お客様に、自分でしっかり説明できるようにするためですね。
また、JAいしかり地物市場とれのさとからは、特設会場としてスペースをご提供いただくとともに、会場設営など様々なサポートをいただきました。そして、2日間で300食を提供し、市内外から多くの方にご来場いただくことができました。
関係人口づくりのプロセスで、大きな力となっていただけたのはもちろん、学生自身もまた石狩市にとっての貴重な関係人口の一員になってくれたと思っています。
河田様:当初からそれなりに反響は予想していたのですが、予想をはるかに超える反響がありました。1日150食限定、2日間で300食があっという間に完売しています。ご来場いただいたにも関わらず、お食事をご用意できなかった方もいらっしゃって、大変申し訳なかったと思っています。
一方で、今回の出張高校生レストランが、「成功してよかったよかった」で終わったらあまり意味がないと思っています。今回のような事業の継続であったり、関係を持てた方たちをつなぎとめていけるような取り組みが必要ですね。
高校生レストランをはじめとする事業の効果検証というか。そういったところを確認しながら、さらに良いものができるようにブラッシュアップしていきたいと思っています。
食べてもらって終わりではなくて、食べて現地に来てもらってというようなステップアップにも期待しています。ステップアップしやすい階段というか、隙間を埋めるような取り組みも、考えながら取り入れていきたいですね。
新規就農に、すぐにつながるようなものではありません。効果が目に見えにくいことを、どう辛抱しながら続けていけるかが肝だと思っています。でも、それをやらないと、せっかくの試みが報われません。そういった意味でも、しっかり意識して継続していきたいと思います。
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